■ヤツ目ウナギエキスパウダ
ヤツメウナギは鰻に似ているが、目の後方に一列に七個の鰓孔(さいこう=エラの孔)があり、それが目の様に見えるため、本来の目とあわせて「八目」と呼ばれます。
ヤツメウナギの魚肉には、マグロの目の奥にも多く含まれるDHAやEPA、健康維持に役立つビタミンA、B2などが入っています。
特にビタミンAの含有量が多く、1gあたり99~980IU(*1)、平均300IUを含みます。
日本では古くから夜盲症(鳥目)の薬として食べられてきました。
昭和初期には肝臓から抽出された成分が製剤化され”八つ目鰻キモの油”の名で販売されています。
中国でも、夜盲症や滋養強壮に用いられています。 (*1) IU = 国際単位 は薬理学で用いられる単位。
ビタミンAなどの脂溶性ビタミンに対して用いられる。